大切な栄養素『葉酸』、
ほんとうに足りていますか?
葉酸が不足するとどうなるの?
1.動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・高血圧症などの循環器疾患の発症の危険度が高まり、2.認知症や骨折の発症の危険度が高まる、などの疾患に関連性があることが報告されています。「ホモシステイン」というアミノ酸が血液中に増加するためです。
血中ホモシステイン濃度が増加すると、酸化ストレスによって血管内皮細胞に障害を与え、血栓形成の要因になると言われています。また脳の血管や神経細胞にも影響します。
遺伝的にホモシステインの
血中濃度が
上昇しやすい
体質かを分析します
ホモシステインは、「必須アミノ酸」の1つであるメチオニンの代謝過程で生成されるアミノ酸です。メチオニンの正常な代謝リサイクル過程は「メチオニン→ホモシステイン→メチオニン」です。リサイクル条件として葉酸群が十分量あることが必要です。MTHFRの活性が低かったり、葉酸が不足したりすると、ホモシステインの代謝が進まず血液中にホモシステインが溜まっていき、ホモシステイン高値の状態になります。結果ホモシステインが血管内に流れ出しコレステロールに付着し血管内皮に障害を起こします。以上のような経過を経て動脈硬化が進行していくと考えられます。
MTHFRの活性が低いTT型の人は、活性葉酸の供給量が滞り、ホモシステインをメチオニンに変換できないため、ホモシステインが溜まりやすくなります。
酵素活性は普通です。体質的には葉酸不足の影響は少ないタイプ。
日本人の頻度 34%酵素活性は中間的で、血中ホモシステイン濃度がやや上昇(中値)しやすい傾向。葉酸不足の影響が現れるタイプ。
日本人の頻度 50%酵素活性が弱く、血中ホモシステイン濃度が上昇(高値)しやすくなります。葉酸不足の影響が強く現れるタイプ。
日本人の頻度 16%適切なアドバイス!
日本人の約5人に1人が遺伝体質的に葉酸不足によるホモシステイン高値になりやすいという調査結果が出ています。その低下を促す食品や栄養素の摂取をアドバイスいたします。
結果レポートがいつでも見れる
ご自宅のパソコンやスマートフォンで検査結果や、アドバイス等をいつでもご確認することができます。あなたの健康に、是非ご活用ください。