自分の遺伝タイプを知って、
体質に合ったトレーニングを
始めましょう!
速筋(白筋)型(R/R型)
瞬発的な力を引き出すことが得意な筋肉を持っています。
適したスポーツ:
スプリント系短距離種目(陸上、水泳、スケート、自転車競技)、柔道、相撲など
両筋バランス型(R/X型)
速筋型と遅筋型の性質をバランスよく持った標準的なタイプです。
適したスポーツ:
中距離種目(陸上、水泳など)、球技種目(サッカー、野球、バレーボール、バスケットなど)
遅筋(赤筋)型(X/X型)
持久力を引き出すことが得意な筋肉を持っています。
適したスポーツ:
長距離種目(マラソン、水泳、自転車競技、トライアスロンなど)
あなたは、
速筋派?遅筋派?
万能派?
人は生まれながらにして、速筋(白筋)線維と遅筋(赤筋)線維のどちらかの割合が多くなっています。
遅筋線維の割合が多い人は、速筋線維を鍛えてもなかなか効果が見られず、また筋肉も太くなりにくい体質です。
運動能力に関する3つの遺伝子
DNA EXERCISEでは、瞬発力と持久力、そして運動能力の適正に関する3つの遺伝子について調べます。自分の体質を把握することで、効果的なトレーニングを実施することができると共に、弱点を強化することで、怪我などのリスクを減らすことができます。日常のトレーニングや健康管理の実践にご活用いただけます。
ACTN3遺伝子
この遺伝子は、筋たんぱく質同士をつないだり速筋の新陳代謝を司るたんぱく質の遺伝子(α-アクチニン3)です。α-アクチニン3は、筋線維の配列の維持や収縮を正しくコントロールする役割を担っています。
速筋(白筋)型(R/R型)
速筋線維の割合が高く、瞬発力を要するスプリント・パワー系の運動に適しているタイプです。α-アクチニン3が最も多く存在しています。
向いている運動種目は、陸上短距離(100-400m)、走り高跳び、三段跳び、砲丸投げ円盤投げ、ハンマー投げ、槍投げ、水泳短距離(50-100m)、ウェイトリフティング、重量挙げ、相撲、レスリング、柔道、空手などが挙げられます。
両筋バランス型(R/X型)
速筋と遅筋のバランスが良く、瞬発力および持久力のどちらを要する運動にも適している万能タイプです。α-アクチニン3の量は標準です。
向いている運動種目は、陸上中距離(800-3000m)、野球、サッカー、バスケット、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボール、ホッケー、テニス、卓球、バトミントン、ボクシング、水泳中距離(200-400m)などが挙げられます。
遅筋(赤筋)型(X/X型)
α-アクチニン3が存在しないため、遅筋線維の割合が高く、持久力を要する運動に適しているタイプです。
向いている運動種目は、陸上長距離(5000-10000m)、マラソン、トライアスロン、ジョギング、競歩、ロードレース、駅伝、登山、ダンス、エアロビクス、水泳長距離(800-1500m)などが挙げられます。
ACE遺伝子
この遺伝子は、血管を収縮させる物質を作り出すACEタンパク質の遺伝子です。ACE活性の低い人(I/I型)は、血管拡張能が高いため筋肉への栄養や酸素の供給に優れています。またD/D型の人は血管収縮能が高く、筋肉への栄養や酸素の瞬間的供給に優れています。
血管拡張型(I/I型)
筋肉へ酸素や栄養を送り届ける力が優れており(血管拡張能が高い)、運動による疲労を感じにくいタイプです。
持久系の運動に適しています。筋持久力トレーニングで効果が出やすいという報告があります。無酸素条件下で強いため、一流登山家に多いタイプになります。
血管拡張/収縮バランス型(I/D型)
筋肉へ酸素や栄養を送り届ける力は標準で、運動による疲労は標準的です。
持久系の運度に適しています。筋持久力トレーニングで効果が出やすいという報告があります。
血管収縮型(D/D型)
筋肉へ酸素や栄養を瞬間的に送り届ける力が優れており、瞬間的に力を出すことが得意なタイプです。
瞬発力を要する運動に適しています。トレーニング効果が他のタイプより低いので、継続的にトレーニングを行いましょう。
PPARGC1A遺伝子
この遺伝子は、筋肉内のミトコンドリアの生合成やその機能の調整において中心的な役割を果たしているPGC-1αの遺伝子です。PGC-1αの活性が高いほど運動および消費によりミトコンドリアが増殖します。ミトコンドリアが増殖することで、エネルギー産生量も高く保持されやすいため長時間にわたってより多くのエネルギーを必要とする運動に適しています。
ミトコンドリア高増殖型(G/G型)
ミトコンドリア増殖能が高いため、運動の継続によりエネルギー産生量も高く、運動強度を高めても長時間効率よく運動が行なえるタイプです。持久系の運動が比較的楽に行えます。運動や食事のコントロールなどでミトコンドリアは増えやすいタイプです。
ミトコンドリア標準増殖型(G/S型)
ミトコンドリア増殖能は標準的で、運動の継続によりエネルギー産生量が少しずつ増え、運動がだんだん楽に行なえるタイプです。
持久系の運動がだんだん楽に行えます。運動や食事のコントロールなどでミトコンドリアは増えやすいタイプです。
ミトコンドリア低増殖型(S/S型)
ミトコンドリア増殖能は低いため、運動の継続によりエネルギー産生量も緩やか、運動強度は低く運動量は長時間要するタイプです。
ミトコンドリアの増殖能が他の2タイプに比べて低いです。しかし、運動によりミトコンドリアを増やすことは可能です。日常的にインターバルトレーニングなどを取り入れ、ミトコンドリアを増やしましょう。
こんな方におすすめ
ジムに通ってもなかなか思うように効果が出ない
自分の種目・大会の成績に伸び悩んでいる
好きな競技が本当に向いているか悩んでいる
減量がうまくいかなくて、ダイエットが続かない
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DNA EXERCISEでは「エクササイズ体質」「タイプに合ったスポーツ例」「トレーニング方法や栄養のアドバイス」など分かりやすくアドバイスいたします。
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ご自宅のパソコンやスマートフォンで検査結果や、アドバイス等をいつでもご確認することができます。あなたの健康に、是非ご活用ください。